お客様の声
富山県下新川郡有限会社サンライス青木様のご紹介
- 団体名・会社名
- 有限会社サンライス青木
- お名前
- 青木様、大澤様
- 水田住所
- 富山県下新川郡
有限会社サンライス青木 代表取締役会長 青木靖浩さま
有限会社サンライス青木 大澤さま
2018年に6台を設置。paditch導入までの経緯
—paditchを導入していただいた経緯を教えてください。
青木さん
「スマート農業を推進しよう」という富山県の取り組みが発端です。県から「paditchを使ってください」との要請があり、弊社が所有している水田に6台を導入しています。2018年4月、浅井町の水路の改修工事と同時にpaditchが導入されました。
ですから、機械代と設置時の工事代は富山県が負担しています。毎月発生する通信料のみ、弊社で負担しています。
—以前から、paditchのことは知っていましたか?
青木さん
ええ、いろいろなところでpaditchの話は耳にしていました。うちの若い者とも「いずれは、こういった機械を導入する必要があるだろう」と話していた矢先に、ちょうど富山県から「paditchの導入をお願いします」との通達があったんですよ。
私自身、スマート農業の動向については、非常に興味深くリサーチしています。農業人口が減少しているのだから、今後はテクノロジーを活用した農業スタイルが主流になっていくでしょう。そもそも若い世代に、ただ「農業をやれ」と言ったところで、やるはずがない。農業がおもしろいと思えるような魅力を与えてあげないと。
だから、私はIT技術を駆使したサービスを、どんどん活用していきたいと思っているんです。ラジコン仕様の草刈り機も買いましたよ。下町ロケットみたいでしょ。
深夜や早朝の稼働が減って、時間を有意義に使えるようになった
—paditchの導入はスムーズでしたか?
大澤さん
私が操作を担当していますが、水門を「開ける」「閉める」の2つの動作とタイマー設定しか使っていないので、特に難しいことはありませんね。最初からすんなり使えました。
青木さん
高齢の方だとやや難しいのかもしれませんが、普段からスマートフォンやパソコンを触っている世代なら問題ないでしょうね。
—paditchは、どのように活用されていますか?
大澤さん
基本的に1日1回、水門の開け閉めをしています。深夜や早朝に開け閉めする場合は、タイマー機能を使います。
—paditchを導入したメリットを教えてください。
大澤さん
paditchを導入した水田は、現場に足を運ぶ回数が大幅に減りました。特に、深夜や早朝に水田に行かなくて済むようになったのは、とても助かっています。これまでは、水門を開けるためだけに朝方3時に起きて水田に行くことも頻繁にあったので。
Paditchで水門開閉のタイマーをかけておけば、寝ている間に水量や水温の調整が完了しています。大幅な負担軽減になるのはもちろん、時間を有効的に使えるようになりました。
青木さん
最初にpaditchを見たときは、正直「これじゃあゴミや砂が詰まって、使い物にならないだろう」と思ったんですよ。実際に最初は、すぐにゴミが詰まってエラーが出たり、うまくいかなかったんです。
でも笑農和さんは、そういった課題を一つ一つ試行錯誤しながら解決してくれました。今では大きなトラブルもなくなり、paditchの利便性を実感していますよ。水田の面積が大きければ大きいほど、導入する価値が高まると思います。
今後の追加機能に期待
—paditchに追加してほしい機能はありますか?
大澤さん
カメラ機能が付いていて、水田の様子をリアルタイムで見られたら便利だと思います。ただ、それによって通信料の負担が増えるのはキツいという現実もあります。難しいところですよね。
※カメラ機能についても現在、検証中です。準備が整い次第、サービスの提供を開始する予定です。
青木さん
スマート農業は、まだ始まったばかりの事業ですから課題があるのは当然だと思います。ただ段々と機械の性能が良くなっていて、笑農和さんの企業努力は私共も感じていますし、paditchを導入する価値は絶対にある。今後のバージョンアップに大いに期待していますよ!
編集後記
富山県のスマート農業の先駆けとして、テクノロジーを取り入れた農業スタイルを積極的に推進されているサンライス青木さま。今回の取材では「現状の課題」と「未来の農業」について熱く語っていただき、弊社もスマート農業・水田の必要性を改めて痛感しました。みなさまのご期待を超える製品・サービスをご提供できるよう歩みを止めず、さらなる改良を重ねていきます。
サンライス青木さまの情報はこちらから
取材協力:有限会社サンライス青木 様 https://sunriceaoki.official.ec/